渡辺コラム

糖鎖栄養素で糖尿病の数値が改善

糖尿病というのは、体に吸収されたブドウ糖が細胞内にうまく取り込めず血液中を漂い、そのブドウ糖が尿に漏れ出てくることから名前が付きました。実質的には高血糖病という方が分かりやすいかもしれません。

高血糖状態は、主に目、腎臓、神経がダメージを受けてしまい、視力の低下や腎不全や感覚がなくなるなどの次の病気に繋がってしまいます。血管や血流にも障害があるので、血流の滞った部位が壊死し、足を切断するということにもあります。

腎不全によって毒素が体外へだせなくなった場合は、血液を奇麗にする機械を使った透析をしなければなりません。この透析をしなければならなくなる一番の原因は糖尿病です。生活習慣病の中で最も注意すべきは糖尿病と言っても過言ではありません。

その糖尿病、先天性の原因の方もいますが、それ以外の場合は糖質や脂質の過食により内臓が疲れ、膵臓から放出されるインシュリンが少なくなり、血液から細胞内へブドウ糖を運ぶことができなくなることで起こってしまいます。

西洋医学では、膵臓からのインシュリンの放出を促進する薬、インシュリンの感度を高めるための薬、人工的なインシュリンを体内に入れる自己注射、糖分を尿から排出する薬、などを利用して、血糖をコントロールしていきます。同時に糖質制限が勧められます。

漢方では、補腎薬が良いとされており、保険医療においては八味地黄丸が糖尿病の適応になっています。

西洋でも東洋でもなく、もう一つ考えるべきは、弱った膵臓や腎臓がどうすれば元気を取り戻してくれるのかです。

当店で糖尿病とは違うことで相談に来られた方に糖鎖栄養素の補給をおすすめしたことがあります。その方が次に来られた時に、「血糖値が400から150程度まで下がったのだが、糖鎖栄養素というのは糖尿に良いのか?」と言われたのです。血糖値が400もあったことを聞いていなかったので、こちらもびっくりしました。

糖鎖栄養素は、体内で傷ついた細胞を感知し、修復を促す役割を担っているとされていますから、弱った膵臓の細胞を修復され、活力が回復したのではないかと推測できます。

血糖値をコントロールすることも方法ですし、東洋医学を利用するのも方法です。ここに疲れ果てている内臓を回復させるための栄養のことも取り入れていっても良いのではないでしょうか。

糖鎖はまだ知名度としてはマイナーではありますが、国立の研究所でも研究が進められるような注目されている栄養素で、これからもっともっと糖鎖の働きが分かってくると思います。

糖鎖栄養素について遠慮なくお尋ねください。

  • 健康相談
  • お問い合わせ

無料健康相談

メニューを閉じる