渡辺コラム

耳鳴りは肝と腎との関係が深い【漢方】

耳鳴りは60代以降の方に多いのですが、まれに若い方の相談もあります。

耳鳴り、特にご高齢の方の場合は手強いです。

漢方的に耳は「腎」とのつながりが大きく、一つの老化現象として捉えられます。その改善には腎の機能を助ける漢方薬が選択されます。

また腎は肝との関連が強く、特にストレス性の耳鳴りには肝の機能を助ける漢方薬が選択されます。

しかし、このような腎や肝の漢方薬を飲んでも何年も服用しても改善しないという方がたくさんおられます。

そんな耳鳴りですが、先日大幅に改善された方がおられました。

60歳以上のストレスの多い方だったのですが、「耳鳴りは手強いですよ」と前置きした上で、僕がもっとも力があると感じている動物性生薬配合の腎と肝を助ける漢方薬を同時に服用していただきました。その方はなんと約6ヵ月でかなり改善されほとんど耳鳴りが起こらなくなったのです。漢方薬なしで様子を見ていきたいということで卒業ということになりました。

まさか6ヵ月でここまで改善するとは思っていなかったので驚きでした。基本的に耳鳴りは手強いのですが、このような改善例もあるので、ぜひ漢方薬を飲んでみてください。

腎の漢方薬にも肝の漢方薬にも体を温めるタイプや冷やすタイプなど様々ありますので、自分の体質に合ったものを選びましょう。体質のチェックや漢方薬の選択については専門家にご相談ください。

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