渡辺コラム

耳や喉の閉塞感と漢方

『喉に何かが詰まった感じがする。でも病院で検査しても異常がない』

検査しても何もないということは、目に見えない何かが詰まっているということになります。

これを漢方では梅核気と言って、梅の種(核)のような気の塊が詰まっていると考えます。

「気」とはなんぞや?ということですが、生物の目に見えない力を総称して「気」といいます。エネルギーとか神経の電気的な流れとか、感情とか、そういったものは全て気ということになります。

人間は意識しなくても、呼吸をしていたり心臓が動いていたり、消化したり、常に気は巡り働いています。

その巡っている気が、ストレス等の影響で「気が塞いでしまう」と、気が渋滞してしまう所ができてしまいます。その渋滞してところに気が溜まり、梅核気となり、喉の詰り感が生まれるわけです。

このような時は、気を塞ぐ原因となっているストレスなどを解決すると同時に、今の症状を改善するために気の流れを改善する漢方薬を使っていきましょう。

検査では分からない閉塞感や異物感があるときはぜひ漢方薬を頼ってください。短期間で改善される方もいます。目に見えない不調は漢方の得意分野です。

ぜひご相談ください。

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