渡辺コラム

自分の記憶(人生)と情報を比較しましょう。

昨今、テレビコマーシャルなどの影響で除菌殺菌を一生懸命やっている人を見かけますが、除菌殺菌をやっていなかった頃にそんなに人は感染症になっていたでしょうか?戦後インフラが整って以降は、そんなことはなかったと思います。

むしろ今の方が季節外れのインフルエンザが流行ったりと、なんだか感染症に弱くなってしまったのではないでしょうか?

推測ですが、除菌殺菌や感染症予防のやりすぎで、体の免疫力がたるんでしまったのではないかと思います。戦い慣れしてないので簡単に感染してしまうのです。

筋力や骨も負荷がないと弱ります。ピアノを弾くなどの技術もしばらくやっていないと一旦衰えてしまいます。絶食を続けると胃は小さくなります。それと同じで免疫も使っていないと弱るのだと思います。

強烈で命に関わる感染症なら避けた方が良いですが、大事に至るようなことがない感染症ならむしろ免疫の訓練のために受け入れた方が良いのです。強烈な感染症がやってきたときに耐えうる力が付きます。弱いも強いも関係なく感染症から逃げ回っていては、もしもの時に体が対応できません。

現代は素手でおにぎりをにぎられることを怖がる人もいます。手についている菌が怖いからだそうです。お寿司屋さんにも行きたくないそうです。しかし、40年以上生きていて素手でにぎった理由で食中毒を起こした人を僕は一人も知りません。情報の氾濫する現代社会は、現実と知識やイメージが乖離しているのです。

素手でにぎったおにぎりって本当に美味しいです。問題もない。
なにのそれが怖いというのは寂しいことだと思います。もったいないと思います。

情報は、自分の人生や自分が見てきたものと比較してから吸収しましょう。情報には、メーカーの戦略なども潜んでいます。嘘、大袈裟、紛らわしいが潜んでいます。

まずは、確かな自分の人生に習いましょう。

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