渡辺コラム

【アトピー】抗原(アレルゲン)をなくすという発想を持て!

アトピ―性皮膚炎はアレルギーです。

アレルギーとはアレルゲンと反応することです。

医学的にいうところの抗原抗体反応です。

抗原(アレルゲン)vs 免疫、です。

この戦いが強いほどアトピーの炎症や痒みは強く出てきます。花粉症の人であれば鼻水やくしゃみ、目のかゆみや涙が増えます。喘息や食物アレルギーなども同様に症状が強くなります。

どちらかがいなくなれば戦いは起こりません。

さて、あなたは消すならどちらを消したいですか?

アレルゲンですか?免疫ですか?

僕は迷わずアレルゲンを消したいと考えます。アレルゲンをそのまま保持するということ自体が気持ち悪いことです。アレルゲンとは体が体から排除したいと思っている物質なのですから、自分にとっては毒性があるのかもしれません。そのような物質は極力少なくしておきたいものです。

それに、アレルゲンをそのままにしておくと問題は解決しません。免疫を一時的に抑えて反応を止めても、その薬の効力が切れればまた反応を始めます。

反対にアレルゲンがなければ免疫が復活しても大丈夫ですね。

それに本来免疫力は強い状態を維持しておきたいものです。感染症やガン、内臓疾患、あらゆる病気は免疫による排除と修復によって守られているのですから。

ただ何かを塗ったらアトピーが治る。ただ何かを飲んだらアトピーが治る。そんなことは一切ありません。アレルゲンがそのままでは終わりはないのです。

アレルゲンをなくすという発想を持っていきましょう。
それこそが根本的な解決に繋がっていきます。

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