【アトピー】暑くなると悪化する場合｜渡辺コラム | 自然＆漢方サンポウブログ

暑くなってくるとアトピーが悪化するという方がたくさんいます。

その原因としては、気温上昇によって生体機能が高まることや汗をかくこと、それと病原菌の繁殖が挙げられます。

その理由は次の通りです。

・生体機能が高まるということは免疫機能も高まるということですので、アレルギー反応が強まり、アトピーの症状が強まります。

・汗には体内の老廃物が混じっていますので、老廃物に反応してアトピー症状が強まります。

・菌は高温多湿を好み、暑いと繁殖力がとても高まります。病原菌が炎症部位に侵入すると炎症反応を助長し、アトピー症状が強まります。

ニキビ、掌蹠膿疱症、尋常性乾癬、などとも関係しますので、暑い時期に悪化する方はご注意ください。

それでは暑さによる悪化を軽減する方法をお伝えします。

暑さとは高温多湿の環境です。高温多湿を軽減させましょう。空調を効かすなどして、ひんやりカラっとした環境を作ってください。マスクをしているとマスクの中が高温多湿となり、その部分だけが良くならないという場合もあります。マスクは必要以上には着けないようにしましょう。

汗と菌については同じ対処法になります。洗うことです。汗や菌が皮膚に付着しているから痒いのですから除去しましょう。膿が出て来るほどの感染がなければ消毒をする必要はありません。悪くない常在菌を殺菌してしまうとマイナスになるので、できるだけ殺菌はしないようにしましょう。

これらに取り組むことで、暑い時期のアトピー悪化を軽減できます。※改善ではありません

アトピーを改善していきたいとお考えの方がぜひご相談ください。

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