心と体と魂/渡辺のスピリチュアル話|渡辺コラム | 自然&漢方サンポウブログ
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心と体と魂/渡辺のスピリチュアル話
今回はスピリチュアルな話です。
最近は”魂”という存在についてよく考えます。
人の魂は死後どこへ行くのか?
生命活動において魂とは何を担っているのか?
考えているうちに、人は”与えられた心と体”に魂が入ってできているのだと思うようになりました。。
心というのは本能・感情・欲望など、勝手に湧いて出るものです。
体は体ですが、脳(記憶・思考スピード)と肉体(物質・機能)を分けた方が分かりやすいです。
魂は理性が一番近いです。頭の中で「自分緊張するな!」、「勉強しよ」、「ウエイトトレーニングしよ」、「10年後こうありたいな」とか言ってるやつです。
魂(理性)は騎手であれば、心と体は馬ということになります。
馬が障害物を怖れて飛び越えられないとき、上手な騎手であれば馬を安心させ、勇気を与え、飛び越えさせることができるでしょう。
人間も同じです。新しい挑戦をする時は不安になるものです。やっぱり挑戦するのをやめようと思ってしまいます。それが心から勝手に湧き出る感情です。その心を制し、自分を奮い立たせ行動を起こさせるのが魂です。
心は経験で強くなります。挑戦したことで得た「大事には至らなかった」という経験が心に安心感を与え、「成功した」という経験が達成感を与えます。その経験を積み重ねることで、心は魂を信用するようになります。
体(頭脳と肉体)はもちろん訓練によって強くなります。しかし、「しんどいことは嫌だ」と心が嫌がる場合があります。体を鍛える際にも魂が心をコントールしなければいけません。
逆に心が体を動かし続けて、過労で倒れてしまうようなタイプの人もいます。酒やギャンブルに溺れる人もいます。この時は魂が心を抑える方にコントロールしなければいけません。
中には魂が心を痛めつける場合もあります。
例えば「他人に対して憎悪の感情持つ自分はダメな人間だ」と思うようなことです。
感情は勝手に湧き上がるものです。どうにもならないのですが、その心をダメだダメだと否定すると、自分の心を傷つけることになります。場合によっては本当に心が壊れてしまうこともあります。
また、世の中を見渡すと「自分はなんでこうなっちゃうんだろ?」と思っている人が意外と多い様です。
これは魂(騎手)が心体(馬)を上手に乗りこなせないからです。騎手の指示に従わず、馬が勝手に動いている状態です。
このようなことで困っている人は、常に自分の理性を意識しましょう。特に心のコントロールにはパワーが必要です。体(頭脳・肉体)については自分の特性をよく把握する必要があります。
慣れていくと、咄嗟の時でさえ魂が心体を扱えるようになります。常に慌てず、適切な言動や行動を取れる人は魂の熟練度が高い人です。
魂というとスピリチュアルな感じですが、魂を理性という言葉に置き換えるだけで現実的になります。
自分に振り回されている人は、魂(理性)を意識してみてください。これから高みを目指そうとしている人も勇気出して行動を起こせるように魂の力を高めていってください。