渡辺コラム

アトピーと寒暖差

3月に入って寒暖差が大きくなってきました。

こちら滋賀県甲賀市では、早朝は-5℃に対して日中は15℃まで上がる日も。その差20℃。

アトピーがある人には寒暖差も痒みの原因になります。
特に暑くなったときに起こります。

お風呂に入ったら発疹が出てきて痒くなる方がいますが、これと似たようなものだと推測します。

体が温まったことで、血流が良くなり体内のアレルゲンが動くことや、免疫が活性化してアレルギー反応が強くなったことが、発疹や痒みにつながっていると考えます。

本質的には決して悪い事ではないのですが、体が痒いと集中力が削がれてしまいます。生活に支障をきたすこともあるので、ある程度は痒みが起こらないように工夫していきたいものです。

家に居る分には服装も自由ですし、空調も好きなように効かすことができるので良いのですが、職場や外出先ではそうもいきません。

そんな職場や外出先で一番簡単にできることは上着を脱ぐことです。

上着以外は薄着にしておきます。

半袖が良いくらいですが、腕にアトピーが出ていて人の目が気になるというのであれば長袖で良いです。気持ちの面と相談しながら、できるだけ暑さに対処できる服装にしておきましょう。

思い出してみてください。寒くて痒いということは、ほぼないのではないしょうか?寒い季節の乾燥で痒くなることはありますが、寒いという理由で痒くなる人を僕自身を含めほぼ見たことはありません。ちょっと肌寒いくらいに調整できると楽になると思います。

ただし冷やし過ぎは注意です。体は反発します。
体が冷え過ぎると体はものすごく体を温めようとするので、また痒くなってしまいます。ひんやりくらいにしておきましょう。

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