渡辺コラム

現実を正確にとらえよう【心と精神の安定】

精神不安定の原因の一つに現実と理想のギャップがあります。

理想通りの自分ではない。
期待通りに相手が反応してくれない。

そう思っていると、「なぜ?」「自分が悪い?」「あの人が悪い?」で頭がいっぱいになってしまいます。

過去を思い出せば後悔の念でいっぱいになり、未来を考えれば不安でいっぱいになり、自分で生み出した妄想がもうあたかも現実のようになってしまいます。

ちょっと我に返ってみましょう。

自分の身長がこうだったらとか、叶うはずのない理想を追い求めてませんか?
特に何もしていないのに、あの人みたいになれたらとか、努力に見合わない理想を求めてませんか?
期待通りではないその人は、本当にあなたのことを考えていないのですか?そもそも期待すべき相手なのですか?

未来や人に勝手に期待し過ぎて、期待通りにならず、がっかりしてしまう。そんなときに人は精神不安定なってしまうのです。

そんな自分に陥っていることに気が付くことすら難しいのですが、精神不安定を自分で感じることができたらならば、少し冷静に物事を捉えてみましょう。
あなたのその不安は自作自演かもしれません。

精神不安やうつ気は体にも影響します。
肩コリや腰コリ、血圧上昇、頻脈、湿疹、ゲップ、しゃっくり、喉のつまり感、胃の痛み、食欲不振、片頭痛、不眠、これらは精神不安から起こる体に症状です。

このような症状が起こった場合には、一度、自分自身の心の状態を見直してみましょう。体の声に意識を傾けましょう。

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