困ったときはお互い様|渡辺コラム | 自然&漢方サンポウブログ
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困ったときはお互い様
2018年1月~2月、今年は過去最高にインフルエンザが流行っているとか。
実際、渡辺の子供たちが通う幼稚園や小学校もインフルエンザでたくさん
休んでします。
インタネット上のニュースでもインフルエンザに関するものが多く出てますが、
ちょっと気になるのは、インフルエンザ患者を迷惑がる風潮があるように
感じることです。
例えば、
「隣の家の子供がインフルエンザに罹ったらしい。なんでそんな鈍くさいこと
してるんだ!ウチの子供たちにうつさないでよね!外に出てくるな!」
と言った感じです。
汚物扱いです。もう差別の域ですよね。
インフルエンザって急に流行りますよね。誰がうつすとかでなく発症するんです。
目に見えないし、誰が悪いということもないのです。
あの人にうつされた!とか言いますが、そんな確証などありません。
そのへんに飛んでるのを吸っただけかもしれません。
明日は我が身です。
困ったときはお互い様です。
当事者はしんどい思いをしているのですから、優しくしてあげましょう。
そうしないと、反対の立場になったときに誰も助けてくれません。
病気で困っている人を迷惑がる風潮は早く見直すべきだと思います。
それと、最近気になるのはインフルエンザに対する警戒心が異常に
高まっていること。
10年前だと、いくら流行っても、「今年は流行ってます。気を付けましょう。
おわり」くらいだった扱いが、今ではインフルエンザは恐ろしい病気だから、
予防接種は義務に近いくらい受けるべきで、罹ったら人と接してはいけない
くらいの勢いになっています。
この原因の一つにはメディアや医療が煽り過ぎていることがあると思います。
最近のメディアからは、善悪もなしになんでも盛り上げれれば良いという
姿勢が感じられます。
新聞も雑誌もテレビも、作っているのは所詮は人なのです。
決して全知全能の神ではありません。
だから、あまりメディアに乗せられずに冷静でいてほしいと思います。
インフルエンザに罹った方、過剰に世間の目を気にする必要はありません。
インフルエンザなんて毎年流行するものです。
珍しい病気でもなんでもありません。
気にするとすれば、インフルエンザになってしまった自分の体です。
インフルエンザにかからない人もいるのに、なぜ自分は罹る側になって
しまったのか?自分の体を見直すきっかけにしてください。